生後一ヶ月頃になると、
ママも赤ちゃんも病院で一ヶ月健診を受けます。
赤ちゃんはどのくらい成長しているかなどをチェックする他、
ビタミンK2のシロップを飲ませてもらいます。
このビタミンK2のシロップは、
赤ちゃんが体内でビタミンKをまだ上手に作れないこと、
母乳にもあまり含まれていないことから生後まもなくと
一ヶ月健診で飲ませることにしているのが一般的です。
ビタミンK2が不足すると出血しやすくなったり、
胆道閉鎖症を引き起したりする可能性もあります。
ビタミンK2シロップを飲ませる場合ですが、
生後まもなくは入院中、つまり産婦人科の
入院病棟で飲ませてもらえます。
ですが、一カ月健診は小児科の外来で飲ませてもらいますので、
通常哺乳瓶は各自持参するように
退院指導などで言われるはずです。
哺乳瓶がないと飲ませてもらえない可能性もありますので、
一カ月健診の持ち物は十分に確認をしましょう。
一カ月健診をするために赤ちゃんを連れて受診する際、
もし気になることがあれば確認できるように母子手帳などに
メモなどをしておくといいでしょう。
例えばおしりのかぶれが気になる、
おへその状態がまだまだジュクジュクしているといったような
ことはありませんか?
軟膏程度であれば、
一カ月健診の際に処方してくれる場合があります。
一カ月健診が重要なのは、ママも同じです。
子宮内の回復状態を見てもらえる大切な機会です。
赤ちゃんのことで頭がいっぱいになり、
自分の一カ月健診を受診するのを忘れていた…
なんていう人もいますので、忘れずに受診しましょう。
一カ月健診でママも赤ちゃんも順調であれば、
いよいよベビーバスから一緒の湯船に入ることが
できるようになりますよ。
また、少しずつですが外にお散歩も解禁になります。