パパとママの子育て110番

子育て中のママが実際に子育てをして気づいた子育てのポイントやアドバイスをお届けします!

0歳3カ月 首すわりとおんぶ紐

3カ月になると、発達の一つのめやすである
首がすわってくる赤ちゃんが増えてきます。

ただ、すべての赤ちゃんの首がすわるわけでは
ありません。
全体の2割くらいはまだ首がすわらない時期ですので、
あまり不安にならないでくださいね。
もしどうしても心配であれば、3~4ヶ月健診で
聞いてみるといいですよ。

首がすわってくると、
おんぶ紐が使えるようになりますので、
今まで家事がままならなかったというママも、
おんぶ紐があれば、少し違ってきますよ。

おんぶは赤ちゃんがとても喜びます。
視界が開けるし、ママと密着していられるというのも
あるんでしょうね。

ただ、おんぶをするママはとても大変です。
普通のおんぶ紐だと、どんなに軽い赤ちゃんでも
肩が痛くなってきます。

これから家事をする時にはおんぶをする、
おんぶをする機会が多くなるという人は、
お値段は張りますが、腰ベルトや肩ベルトがしっかりとした
おんぶ紐を用意することをお勧めします。

最近では、しっかりとしたおんぶ兼用抱っこ紐が
数多くありますが、
一人で赤ちゃんをおんぶすることを考えると、
足繰りのついたおんぶ紐が便利です。

おんぶをする際、通常は力を入れて赤ちゃんを
持ち上げないと、
おんぶ紐から赤ちゃんがずり落ちてしまう
可能性があります。
ですが、足繰りがあると
足繰りに赤ちゃんのおしりをのせて
おんぶができますので、
ずり落ちる可能性が少なくなります。

特に、初めて赤ちゃんを育てているママにとっては、
とても心強いものになります。

首すわりは、おんぶができるほか、
お風呂でも赤ちゃんを洗いやすくなります。
今まで首がくたっとしていて、洗うのが
ちょっと大変でしたよね。
でも首がすわることにより、
膝の上で抱っこもしやすくなりますし、
他の記事で紹介したバスチェアも
選択肢が増えますよ。

 

 

ロタウイルスの予防接種

ロタウイルスとは、
腸炎のウイルスになる一つです。

腸炎ですので、これといった薬がなく
基本的には、脱水症状に気をつけながら
治るのを待つことしかできません。

大人でも胃腸炎はかなりつらい病気ですので、
子どもにとっては、さらに大変です。

このロタウイルス感染症を予防するための
予防接種がこのロタウイルスの予防接種です。

ロタウイルスの予防接種には、
現在2種類あります。

ロタリックス:4週間空けて2回接種。
       生後24週(生後6カ月)以降は接種できません。
       つまり生後5カ月中に接種しないと
       以降はできないのです。
ロタテック:4週間あけて全部で3回接種。
      1回目は生後24週(生後6カ月)以降は接種できません。
      また、3回目についても生後32週(生後8か月)以降は
      接種できません。
      こちらも1回目は生後5カ月中。
      3回目も生後7カ月中までしか接種できないのです。

接種期限が決められているのには理由があります。
このワクチンは、以前接種することによって
腸重積になってしまう赤ちゃんがいました。

そのため、一度そのワクチンは流通をストップ。
新たに安全なワクチンを生後半年までに接種することで、
腸重積になるのを防ぐことにしたのです。

現在は、世界中で安全に接種ができるようになった
ロタウイルスの予防接種。
副反応のことを考え、また接種期間が短いことなどを
考慮して接種しないという選択をする人もいます。

他の予防接種と違って最近出てきた予防接種ですので、
お医者様としっかり相談してみてください。

こちらのワクチンも、定期接種に盛り込むように
要望されていますので、
一定の安全性は確保されているのではないでしょうか。

気になる金額ですが、10000円以上のところが多いようですね。

 

B型肝炎の予防接種

B型肝炎とは、B型肝炎のウイルスに感染することで
発症する病気です。

B型肝炎と言ってもいろいろな種類があり、
感染しても本人が気づかないまま治ってしまうものもあれば、
ウイルスに感染して1ヶ月~6カ月くらいで発症するものもあります。

発症すると、肝臓の機能が悪くなり黄疸などの症状が出てきます。
もちろん治癒もしますが、中には劇症肝炎になり
命を落とすこともある怖い病気でもあるのです。
さらには、がんへ移行したり女性であれば妊娠・出産により、
母子感染することもあります。

B型肝炎の予防接種は、
1992年にWHOが接種を推奨し始め、
2009年に177の国で接種されるようになりました。

日本では、
元々B型肝炎母子感染防止事業の元、
公費で行われていた経緯はありますが、
自費で広く接種が行われるようになったのは、
ここ1年~2年くらいの間です。

自費で行われるB型肝炎の予防接種は、
3回接種をします。

1回目を接種後、4週間後(約1ヶ月後)に2回目。
2回目を接種後、20週から24週後(5ヶ月後~6ヶ月後)に
3回目を行います。

接種後は、血液検査等で抗体がしっかりとついているかどうかを確認し、
場合によっては追加接種を行います。

ただし、この抗体検査は必ずしも行われるわけではありません。

B型肝炎の予防接種は、予防接種でほとんどの人が
感染を防げる予防接種として知られています。
副反応も一般的な予防接種とほとんど変わりません。

予防接種の気になる金額ですが、
病院によって変わってきます。

安いところですと5000円くらいから接種が可能なところもありますが、
8000円くらいのところが多いようですね。

これは一回の金額ですので、3回打つと24000円となります。

このように保護者の負担が大きいため、
平成24年9月には、日本小児科学会が厚生労働省
公費負担の定期接種に盛り込むよう、要望書を提出していますが、
具体的な話はまだ出ていないのが実状です。

 

 

0歳2カ月 予防接種が始まります 注意点は?

2カ月になると、予防接種ができる時期になります。
もちろん、
必ず始めなくてはいけないということでは
ありませんので、
赤ちゃんの様子を見ながら始めましょう。

予防接種には大きく分けて、
国などが接種費用を負担してくれる定期接種と、
自己負担が原則の任意接種の2種類があります。

最近では、任意接種のヒブワクチンと小児用拝見球菌が、
任意接種ながらも接種費用を負担してくれるように
なりました。

この2種類があることを頭に入れ、
2カ月になりましたら、まず任意接種で、

自己負担の B型肝炎ロタウイルス
公費負担の ヒブ・小児用肺炎球菌

の接種を開始しましょう。

注意しなければならないのは、
他の予防接種との兼ね合いを考えると、
スケジュール上同時接種をした方がいいという点です。

ヒブワクチンと小児用肺炎球菌の同時接種で、
いろいろトラブル等があり、同時接種を悩まれる方も
多いかと思います。

ただ、これは推奨されている期間に接種する場合です。
推奨される期間を過ぎても、公費で接種できる期間は長い
予防接種もあります。

3カ月以降の予防接種のスケジュールを考え、
信頼できるお医者様などと相談しながら、
接種スケジュールを考えてみてください。

こんなこと相談しにくい…という人もいるかもしれませんが、
最近は接種する予防接種が増えたため、
お医者様や看護師さんがいろいろ相談に応じてくれる
病院が増えています。

これを機に、よい関係が気づけるかかりつけ医を
探しておくといいですね。

予防接種は、あらかじめ予約をしておかないと接種できない
病院もあります。
予約を入れる際のポイントですが、
できれば次の日もその病院があいている日に
入れる方がいいでしょう。

と言うのも、副反応が出る場合があるからです。
例えば、小児用肺炎球菌。
発熱しやすい予防接種として知られています。
現に、我が子も
小児用肺炎球菌を午後に接種し、深夜になって
38℃以上の熱が出ました。
翌朝、病院へ電話をし受診することになりました。

この場合、予防接種による副反応なのか、
あるいはたまたまこのタイミングで別な病気を
発症したのかがわからないのです。
別な病気の可能性がある場合、
血液検査や尿検査などを行うことがあります。

このようなことを考えると、
翌日接種した病院が休みであるよりは、
接種をした際の様子などを把握している病院が
あいていることが望ましいのです。

特に、接種する予防接種がすべて初めての予防接種ですので、
2カ月の時は、特に気をつけましょう。

B型肝炎ロタウイルスは、
最近接種できるようになったばかりの予防接種ですが、
とても大事な予防接種です。

別記事にて
B型肝炎ロタウイルスについてご紹介しますので、
参考にしてみてくださいね。

0歳1ヶ月 赤ちゃんとのお風呂タイムに役立つグッズ

一ヶ月健診でママと赤ちゃん、両方OKが出ると
いよいよ一緒のお風呂タイムが始まります。

赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのなんて怖い!
という人もいるかもしれませんが、
実はベビーバスに入れるよりずっとラクなんですよ。

例えば、床にベビーバスを置いて赤ちゃんの
沐浴を行っていた場合。

ベビーバスでは腰をかがめながら、赤ちゃんを
ベビーバスに入れていませんでしたか?

あの中途半端な姿勢は、けっこうつらいものがあります。

 

緒に湯船に入れるようになると
そんな中途半端な姿勢で入らなくてもいいのです。

でも、実際一緒に入るようになると、
私が洗っている間はどうしよう?となります。

まだ赤ちゃんが寝返りをしないうちは、
脱衣所に寝かせておいて、すばやくママが洗い、
終わったら一緒に入るということをしているようです。

でも、目を離すのは心配ではないですか?
そのうち動きだすと、この方法も難しいです。

 

ですので、私はバスチェアをおすすめします。

バスチェアがあれば、ママが洗っている間は
バスチェアに座ってもらっていればいいのです。

首がすわる前から、中には新生児から
使用できるバスチェアもあります。

 

月齢が上がれば使える種類も増えてきます。

2カ月まで待てば、しっかりしたものも
使えるようになりますので、
この際、いいものをと考えているのであれば
2カ月になるまではベビーバスで頑張る、あるいは
パパが帰ってくるのを待つなどで乗り切る方法もあります。

 

バスチェアは、赤ちゃんを待たせておく以外にも
体や髪を洗ったりする時にも役立ちますよ。

ママの膝に抱っこしながら体を洗ったりすると、
どうしても石鹸ですべることがあります。

その点、バスチェアに載せながら洗ってあげると
このような心配もなくなります。

お風呂が狭くて使わない時に置く場所がないという場合。

折りたたみできるバスチェアが多く出ていますので、
そのあたりを選んでみるといいのではないでしょうか。

 

0歳0ヶ月 ママの体調~一カ月健診まではお風呂は原則NG~

出産という大役を果たしたママの体。
ぐったりなママもいれば、
「私は意外と元気だわ~」という
ママもいるのではないでしょうか?

私自身も二人目出産後は、
2時間もすれば元気に歩けるようになり、
病棟の廊下をスタスタ歩いている姿を目撃した助産師の
びっくりした顔は今でも忘れられません。

ただ、自分が思っている以上に体には
かなりの負担を強いているのは事実です。

また、約10ヶ月大事に赤ちゃんを育ててきた子宮は、
ゆっくり休めながら回復をしていきます。

子宮が回復する際に排出される悪露。

生理と同じような感じで、
徐々に出血量は少なくなっていき、
赤ちゃんとママの一カ月健診が行われる頃には
かなり量は少なくなってくるはずです。

悪露も少なくなってきたし、
そろそろ湯船にも入りたいなと
思う人もいるでしょう。

体も元気、悪露もほとんど出ていないとなれば
そう思うのも無理はありません。

現に二人目を出産した際の私も、
悪露が20日程度で終わってしまい、
二人目だから?と
感じたほどです。

ですが、悪露が通常より早めに終わってしまう。

これは子宮の回復が順調とは限らないのです。

実は、悪露が子宮の中に留まって
しまっている場合もあるのです。

一カ月健診で子宮のエコーを見てみると、
血の塊がしっかりとうつっていた!
ということがあります。

実はこの状態で湯船に入ってしまうと、
感染症を引き起こす可能性があります。

一カ月健診が終わるまでは
原則シャワーのみというのは、
このような感染症等になるのを
防ぐという理由があるのです。

このような状態になってしまった場合、
対処の方法はいろいろありますが、
子宮の中から出せる分は出してもらい、
後は薬などの処方で
様子を見たりなどの処置があります。

もちろん、これは個人差がありますので、
しっかりと医師の指示に従いましょう。

ママの体はこれから
赤ちゃんを育てていくためにも、
元気でいなければなりません。

自分自身の体を大事にしましょうね。

 

0歳0ヶ月 母乳とミルク