胃腸炎ですので、これといった薬がなく
基本的には、脱水症状に気をつけながら
治るのを待つことしかできません。
大人でも胃腸炎はかなりつらい病気ですので、
子どもにとっては、さらに大変です。
このロタウイルスの感染症を予防するための
予防接種がこのロタウイルスの予防接種です。
ロタウイルスの予防接種には、
現在2種類あります。
ロタリックス:4週間空けて2回接種。
生後24週(生後6カ月)以降は接種できません。
つまり生後5カ月中に接種しないと
以降はできないのです。
ロタテック:4週間あけて全部で3回接種。
1回目は生後24週(生後6カ月)以降は接種できません。
また、3回目についても生後32週(生後8か月)以降は
接種できません。
こちらも1回目は生後5カ月中。
3回目も生後7カ月中までしか接種できないのです。
接種期限が決められているのには理由があります。
このワクチンは、以前接種することによって
腸重積になってしまう赤ちゃんがいました。
そのため、一度そのワクチンは流通をストップ。
新たに安全なワクチンを生後半年までに接種することで、
腸重積になるのを防ぐことにしたのです。
現在は、世界中で安全に接種ができるようになった
ロタウイルスの予防接種。
副反応のことを考え、また接種期間が短いことなどを
考慮して接種しないという選択をする人もいます。
他の予防接種と違って最近出てきた予防接種ですので、
お医者様としっかり相談してみてください。
こちらのワクチンも、定期接種に盛り込むように
要望されていますので、
一定の安全性は確保されているのではないでしょうか。
気になる金額ですが、10000円以上のところが多いようですね。